小さな声を大きくする手段としての,ワイヤード。
和歌山県立医科大学付属病院で,看護記録やカルテなどを記録した光ディスクを紛失し,その内容の一部がホームページで公開されてることが15日,わかった。そのホームページ医療事故防止対策研究会では,5年前に起こった幼児へのミルク誤注入事件に関するカルテなどを掲載し,関係者を告発している。
え〜,今日は誰でもできる簡単告発方法を学びたいと思います。簡単に云えば,ホームページを作る,音声や動画などちょっと目を引くコンテンツを載せる,頻繁に更新する,マスコミに取り上げられたらそれらの動きも全部掲載していく,あとは掲示板などで軽く宣伝する…という感じです。簡単ですね。まぁ過去に,そして現在進行で行っている人を模範としましょう。一大ムーブメントをつくった東芝のアフターサービスについて,こちらも見事謝罪を受け取ったネッツトヨタ東京 真実の行方,相手である警察がヤッキになって否定している悪徳警察官撲滅委員会,こっちでは警察官は味方らしい暴力団員 脅迫生テープ!,これも大成功で校長先生が辞任した校長先生お願いです,こんなんもあるのか妻の放屁癖について。う〜ん,すでに多いな。
今回は,公開にあたってカルテなど本来は外に出るはずがないものが出ていることが警察沙汰へと繋がり,つれてホームページの制作者が意図した医療ミスの問題も,内部調査となっているようだ。ページ制作者がどうやって光ディスクを入手したのかがわからないが,まぁ問題が大きく取り上げられる起爆剤にはなった。ワイヤードであげられる声高のシュプレヒコール。この勢いは続々と噴出するのか。
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